パシュミナストールの魅力は、何と言っても軽くて柔らかな暖かさと、季節を問わず色々な使い方ができることです。
パシュミナは、ヒマラヤの高地だけに生息する小さなカシミール山羊・パシュンの喉元からだけ採取される貴重なものです。
パシュミナストールとは?
パシュミナ(Pashmina)とは、ネパール語で「最高に柔らかく暖かい毛」という意味があり、インドのカシミール地方に伝わる手織りの毛織物のことです。
標高4000メートル以上のヒマラヤの高地だけに生息する小さなカシミール山羊・パシュンの喉元からだけ採取される貴重なもので、その細くて軽く、柔らかな毛は「繊維の宝石」とまで言われています。
このパシュンの原毛は、あまりにも繊細なため、機械によって糸を紡いだり生地を織ったりすることができないため、本物のパシュミナはすべての工程を手作業で行っています。
そのため、1枚のパシュミナストールが完成するには、約1ヶ月かかるそうです。
一頭のパシュミナからは、一年にわずか80~100グラムしかとれず、またその毛の太さは人間の髪の毛の約5分の1しかないので、1枚のパシュミナストールを作るには、5~6頭分の山羊の毛が必要とされます。
※パシュミナストールの中でも、ネパール産、中国産、モンゴル産など、機械で紡がれた糸(パシュン以外の毛)を使用して機械織りされた安価なものもあります。
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パシュミナストールの歴史
パシュミナは、17世紀頃にインドの王侯貴族がパシュンの抜け毛を集め衣料にしたのが始まりと言われています。
とても高級な織物だったため、一部の貴族の間で特別な贈り物として流通していたようです。
その後、1997年頃、ニューヨークのおしゃれな女性たちがインド土産としてパシュミナを持ち帰り、そのすばらしさに、口コミで広がって行き、パシュミナを羽織った写真がファッション誌を飾るようになると海外のセレブリテイたちの間にまたたく間に広まって行きました。
1999年には、日本でも大人気になり、パシュミナストールの愛好者は現在まで増え続けています。
うさッチャのおせっかいメモ
世界中のセレブの間で大人気のパシュミナストールが気軽にネットで買えるよ。
本物のカシミール山羊・パシュンの原毛から作られた手織りのパシュミナストールはちょっと高いけど、今はシルクが入っていたり、機械編みで低価格の製品があったり・・・
色んなパシュミナストールがあるのよ。
パシュミナストールは、何と言っても春夏秋冬とオールシーズン使えるのでとても便利!
それに小さく折りたたんでバッグの中に入れられるし、軽いからどこにでも持って行ける。
ちょっと寒いと感じる時にサッと取り出して、肩に羽織ったり、ひざにかけたり・・・
首に巻く時もマフラーみたいに巻いたり、ボレロ風に肩にかけたり・・・
特にきまりはないから色んな巻き方でおしゃれが楽しめるのよ。
ワンポイントにコサージュとか、ブローチをつけてもステキ!
結婚式やパーティーなんかのお呼ばれにもパシュミナストールは大活躍。ちょっと肩にかけるだけで、とってもおしゃれに、上品に見えてしまうから不思議!
でもね、何と言ってもパシュミナストールの魅力はあの柔らかい肌触りね。やさしくて、あったかくて、おひさまに包まれているような・・・そんな感じ。
楽天市場で人気のパシュミナストール
●美しい花柄・ペイズリー柄のパシュミナストールです。
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