古布を再利用して作る布ぞうり(布わらじ)が大人気です。布ぞうりの作り方は、ひとつ覚えれば色んなアレンジが可能です。
簡単な布ぞうりの作り方を、初めての人にもわかりやすくイラスト図解しています。家族の分や友達の分まで、色んな布ぞうりを作ってみませんか?
布ぞうりの魅力と簡単な作り方
うさッチャのおせっかいメモ
[布ぞうり(布草鞋)の魅力って?]
布ぞうりが大人気だけど、布ぞうりの魅力はね、一度作ってみるとすぐわかるわよ。
まず、家の中にある古布が利用できる事。古くなってしまったシーツやふとんカバー、バスタオルや浴衣、スカートやTシャツなど、何でもOK。
捨てられなくてそのままタンスの奥に眠っているものがあったら、布ぞうりを作ってみない? 布があれば、材料費は殆どかからないのも、布ぞうりのいいところね。
できあがった布ぞうりを履いてみるとね、足の裏がとっても気持ちいいわよ。素足で履けるから布の感触がそのまま伝わってきて、編み目のぼこぼこがツボ刺激にもなるから、健康にもいいんですって。
それにね、スリッパと違って、布ぞうりは汚れたら洗濯機で、どんどん洗えちゃうから、いつも清潔!
布ぞうりの作り方をひとつ覚えちゃえば、色々とアレンジして家族の分を作ってあげたり、お友達にプレゼントしたり・・・・想像するだけでも楽しくなっちゃうね。
[布ぞうりの簡単な作り方は?]
布ぞうりの作り方は、最初は難しそうに感じるけど、ひとつ作ってみると意外と簡単!
材料も古布の他、PPローブ(荷造り用のビニールひも)と、はさみ、クリップ、それと前緒を通す時に編み目を広げる竹べらがあればすぐにできちゃう。クリップがない場合は、せんたくばさみで代用できるし、竹べらがない場合は、割りばしでも大丈夫。
それとね、ここでは足の親指にロープを引っ掛けて編む方法を紹介しているけど、テーブルにフックをつけて、そこにロープを引っ掛けたり、ハンガーを利用して足の変わりにしてみたり、編みやすいように色々と工夫してみるのも楽しいかも・・・。
「夢ひろい原っぱ」では、簡単な編み方を紹介しているけれど、鼻緒の作り方や前緒の作り方には、もっと色々な方法があるから、次のページで紹介している「布ぞうりの本」もチェックしてみてね。
できあがった布ぞうりにリボンやボタンをつけてみたり、布のお花やレースをつけてみたりしてもかわいい!
色んなアイデアで、手作りの布ぞうりをアレンジして楽しんでみてね。
※「布ぞうりの作り方・イラスト図解(1)」のページは、前準備編です。
布ぞうりの編み方と、鼻緒のつけ方や前緒のつけ方、仕上げの方法については、「布ぞうりの作り方・イラスト図解(2)」のページを見てくださいね。
スポンサーリンク
布ぞうりの作り方・前準備
材料をそろえましょう
まずは次の出来上がり図を参考に布ぞうりの材料を用意してください。
本体の布は、古くなったシーツや、布団カバー、バスタオルや浴衣、Tシャツなど何でもOKです。
前緒の布と鼻緒の布も寸法があれば、何の布でもOKです。
本体用の編み布ははさみで切っても、手で裂いてもかまいません。
長さも必ずしも150cmでなくてもOKです。
幅が8cmと広いので、縦にクシャっと縮めると、編みやすくなります。
布ぞうり・できあがり図
用意するもの
サイズ24cm(片足分)
・PPロープ(荷造り用ビニールひも/ホームセンターや100円ショップで売っています。)
・本体の編み布(シーツやふとんカバーなど)
・鼻緒用の布(布は何でもOK。色違いだと楽しい)
・前緒用の布(余り布など何でも良いが、破れにくいものを使用)
・はさみ |
鼻緒を作っておきましょう
鼻緒用の2本の布で、図のように鼻緒を作っておきましょう。
(1)長いほうの布の先から20cmのところと、短いほうの布の先から10cmのところをクリップでとめておきます。 それぞれの布をくるくると回してよっておきます。(回し方は、右回りでも、左回りでもOK) |
(2)次に2本の布をくるくると回してよって行きます。(回し方は、右回りでも左回りでもOK) |
(3)長いほうの布の端から20cmのところと、短いほうの布の端から10cmのところをクリップでとめておきます。 |
編み初めの準備
両足の親指を使いますので、楽な姿勢で座ってください。
(1)180cmに切ったPPロープの中心にマジックなどで印をつけ、中心が手前にくるようにして、両足の親指に図のようにロープをかけます。 ロープの先端はそれぞれ結んでおきます。 |
(2)内側のロープを交差させ、交差した部分をクリップ(またはせんたくばさみなど)でとめておいてください。この状態から布ぞうりを編み始めて行きます。 |
編み初めの準備はできましたか?
では、次のページ「布ぞうりの作り方・イラスト図解(2)」に移動してください。
布ぞうりの編み方、鼻緒のつけ方、前緒のつけ方、仕上げの方法のほか、布ぞうりキットなどもご紹介しています。